4月
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2012

復興の年の入社式、経営トップが送ったメッセージとは?


NEC 代表取締役執行役員社長 遠藤信博氏

1.「NECグループビジョン2017」は、NECグループの社員全員が共有する大切な指針。ビジョンに掲げた3つの要素、すなわち「人と地球にやさしい情報社会の実現」、「イノベーション/新たな価値の創造」、そして「グローバルリーディングカンパニー」を目指していることを常に念頭に置き、それぞれの配属先でその実現に向けて取り組んで欲しい。私たちが持つICTの力、社会インフラの力は、国境を越えてグローバルに貢献できる領域である。皆さんには常にグローバルな市場を意識して、より大きく貢献できるソリューションを創ることをイメージして欲しい。

2.商品やサービスは「売るもの」ではなく、お客さまに「選んでいただき」、「買っていただく」もの。そのためには、私たちが提供する商品・サービスが「ダントツ」であることが必要。そのような商品やサービスは、関係部門が一体となってはじめて創ることができる。ビジネスとは常に新しい価値を創造することであり、皆さんにもぜひ「イノベーションへの情熱」を持って、積極的にチャレンジして欲しい。

3.「強い意志」を持って事に臨めば、必ず成功する。一人ひとりがNECの一員として社会に貢献していくという強い意志を持ち、若い力で組織に新しい風を起こして活躍していって欲しい。

4.経済活動において最も重要なことは「倫理観」。経済活動は人によって行われるものであり、倫理観を忘れた経済活動は最終的に破綻してしまう。ビジネスは人間社会の活動そのものであり、皆さんにはまずきちんとした倫理観を持ち、”浮利を追わず”の精神で仕事にあたっていただくようお願いする。

5.「事業は人、企業は文化」。ビジネスを行うのは「人」であり、人が入れ替わっても会社が継続していくためには良い企業文化が必要。積極的なコミュニケーションを通じてお客さまとの強い信頼関係を構築し、NECにある良い企業文化、すなわち「NECグループバリュー」を実践し、世界中のお客さまから愛されるNECグループを一緒に創り上げていこう。

富士通 代表取締役社長 山本正已氏

富士通という会社はどういう会社か。一言でいうと、ICT で社会を支えている会社です。つまり、社会に対して、それだけの重い責任を担っています。富士通は、創業以来76 年にわたって、ICTインフラの革新的な進化を実現してきました。

今後、SNS やスマートフォンの普及によりさらに大量に増え続けるデータを、今よりも圧倒的に高速に処理できるインフラが必要になります。セキュリティやエネルギー効率も、新たな次元で実現していかなくてはなりません。技術的なブレークスルーがいくつも必要です。富士通は、その最前線でイノベーションに取り組んでいます。

その一例が、世界で一番高性能なスーパーコンピュータ、理化学研究所の「京」です。富士通がCPU からソフトまで全部開発を手掛けた、我々の技術の結晶です。

今、日本では電力不足が課題となっていますが、ICT を使ってエネルギーマネジメントをもっとうまくやろう、という取り組みも始まっています。東南アジアや中東の都市で、環境に優しい豊かなまちづくりにも、着手しています。また、おいしいミカンや野菜を作る、あるいは、在宅で安心して医療がうけられるということを、クラウドで支えることにも取り組んでいます。 富士通はICT で社会を支え、そしてICT を通じてより豊かな社会を実現することを目指しています。

もちろん、富士通には課題もあります。特に、これからもっとグローバル化を進めていかなくてはいけないと思っています。市場のグローバル化が進む中で、世界に通用する価値を提供できなければ、海外でビジネスを拡大することはおろか、日本でもプレゼンスを守ることはできません。組織改革などいろいろな取り組みを進めていますが、最終的には、社員一人一人の意識が変わっていく必要があります。皆さんも、心の中に国境を作らず、常に高い視点で、チャレンジしていってほしいと思います。

1 年前の東日本大震災のことを思い出すと、今日の、この入社式を滞りなく迎えられたことに、感謝せずにはいられません。

ただ、被災地に目を向けると、状況は今も、期待したほど好転していません。東日本大震災からの復興は、これからが正念場です。復興に向けて、ICT としてどのように貢献できるか、当社でも真剣に考えて取り組んでいます。

何より重要なのは、これからの世代を担う皆さん方が、希望をもって前を向いて生きていくということだと信じています。特に皆さんは、いわば、復興1 年生です。大きな夢をもって、ともに未来を切り拓いていただきたい。そして高い志をもって、困難に挑んでいただきたいと思います。

これから先、時には迷うことやつらいこともあるかもしれません。その時には、この入社式を、そして豊かな未来をつくるという私たちの誓いを思い出してください。そして、皆さんには多くの仲間がいる、ということを思い出してください。

富士通という大きなチームで、一緒に頑張っていきましょう。

日本アイ・ビー・エム 代表取締役社長 橋本孝之氏

客様起点の価値を創造し「ビッグ・アジェンダ」実現を支援

東日本大震災からの復興への第一歩を踏み出し、企業や社会が日本を再び成長軌道に乗せるための大胆な変革を加速させていこうと決意を新たにする年に、IBMに入社した皆さんを心から歓迎します。

今日入社した皆さんは、日本の社会、将来を担う一員であると同時に、全世界43万人のグローバル・カンパニーの一員でもあります。昨年創立100周年を迎えたIBMは、時代をリードする技術やビジネスモデルで市場や社会に変革をもたらしてきました。「自ら変革を続け、その経験をお客様の価値として提供」することがIBMのDNAであり、そのDNAをより強力なものにしているのが、多様性(ダイバーシティー)です。さまざまな国籍、性別、経験、文化的背景などの多様性をもつIBMer(IBM社員)の活躍が、100年にわたるIBMの変革と成長を実現させてきました。

今年1月には、バージニア(ジニー)・M・ロメッティが新CEOに就任し、IBMの新たな100年をスタートさせました。ジニーは全世界のIBMerに向け、”The mostessential company”、すなわち「世界で常に必要とされる、欠くことのできない存在」を目指すことを表明しました。IBMはITと社会インフラを融合するビジョン「Smarter Planet」を2008年に提唱し、世界中の多くのお客様の変革をご支援してきました。この変革をさらに推進するために、IBMer一人ひとりがさらなる熱意と意欲、そして行動力を持ち、大胆な変革の中で存在感を発揮する人財になることを目指してほしいと考えています。

日本IBMは来る6月17日に、創立75周年を迎えます。この節目にあたり、日本IBMの社員から募集し決定したスローガン「社会とともに、未来とともに」を掲げます。新聞製作システムのコンピューター化やコンビニATMをはじめとする、当社がご支援し実現した変革の歴史のうえに、東日本大震災の被災地の新たなまちづくりへの参画など未来の変革にこれまで以上に取り組む決意をあらわしたものです。常に社会の変革を支えていくことが、IBMを”社会にとって必要不可欠な存在”にすると確信しています。

そして、今日からIBMerになる皆さんには、この変革の中で存在感を発揮する人財となるために、「変化を楽しむこと」、「多様性を楽しむこと」、「IBMでの生活の中で自己実現を図ること」の3点を心がけてほしいと思います。IBMには、高い問題意識と意欲があれば、誰もが提案しそれを実現できるチャンスがあります。成長の機会を自ら創造し、お客様、ひいては世界のさらなる変革の一翼を担う人財となるよ、皆さんの活躍を期待しています。

日立製作所 執行役社長 中西宏明氏

日立の企業理念と創業の精神について

小平創業社長をはじめとする創業者たちは、創業当時、「技術を通じて、社会に貢献する」ことを企業理念として掲げ、社会のために何ができるのか、日夜真剣な議論を重ねたそうです。国産初の5馬力モーターを完成させた際も、侃々諤々皆で議論し、あらゆる試行錯誤を重ねました。そうした中、社員たちに自然と芽生えたのが日立創業の精神である「和」「誠」「開拓者精神」です。上下の隔てなく自由に議論をし、一度結論が出たら全員が一致団結して実行する「和」の心。お客様に誠意をもって接し、社会からの信頼を得るよう必死に努力する「誠」の心。そして何より、失敗を恐れず、困難なことにも果敢に挑戦を続ける「開拓者精神」。これら日立創業の精神は、現在においても、日立グループの社員に脈々と受け継がれています。100年を超える歴史の中では、日立は何度も大きな困難に見舞われました。しかしその度に、社員が一丸となって困難に立ち向かい、これを克服して、さらに大きく、強く成長してきました。その礎となったものが、日立創業の精神なのです。

社会イノベーション事業について

社会イノベーション事業とは、社会インフラをITとの融合によって高度化し、商品やサービスとしてグローバルに提供していくことを意味します。今、日立グループが有する技術や商品には、世界中のお客様から大きな期待が寄せられています。国や地域それぞれのニーズに合った商品、サービスを提供していくことは、日立にとって大きなビジネスチャンスであり、日立に課せられた責任でもあります。

日立が社会イノベーション事業をグローバルに展開するには、課題もあります。大きな課題の一つは、日本で販売している商品やサービスそのままでは、海外のお客様のニーズに合わない場合が多いという点です。変化する各国や地域の状況に対応するためには、文化や経済状況を正しく理解し、柔軟に対応していくことが大切です。国や地域によって異なる市場環境を正しく理解するためには、日本にいて机の前に座って勉強するだけではなく、現地に行き、言葉を覚え、現地の日立の仲間と一緒に、具体的なセールス活動や提案を行う等の「挑戦」が必要です。皆さんが今抱いているフレッシュな気持ちをグローバルな場で具体的にぶつけることが重要なのです。「グローバル事業に挑戦する」という決意を是非固めて下さい。

「世界レベルの仕事」について

社会イノベーション事業は、様々な技術や人の力を組み合わせることによって実現するものです。日立グループ各社の事業が強くあることを前提に、それらを組み合わせ、融合させることによって、お客様に価値を提供できます。日立は実に多様性に富んだ人と組織の集合体です。個人ではできない大きなことを、多様な個性と能力を持つ人たちの集まりである日立という大きな場を使って、力を合わせて実現していきましょう。そして、全体として十分に力を発揮するためには、それぞれの組織、そして個人が強くなる必要があります。私は、日立の社員一人ひとりに、世界に通用する、世界レベルの仕事をしてもらいたいと思っています。新入社員の皆さんは、よく学び、自己研鑽を重ね、世界一をめざして下さい。そして、同期や職場の仲間たちとの連携を深め、強い者同志の相乗効果を生み出していきましょう。

最後に、私たちが世界で勝てるメジャープレーヤーとなるためには、日立製作所を中心とする日立グループ全体が、組織や製品の枠を超え、技術・製品・人を結集して、お客様の問題を丸ごと解決していく必要があります。そのためのステップとして、日立グループの主要事業を「インフラシステムグループ」「情報・通信システムグループ」「電力システムグループ」「建設機械グループ」「高機能材料グループ」の5つのグループに再編しました。日立は、各グループでのよりスピーディな意思決定、より市場に適合した事業の推進、より競争力のあるグローバルな事業運営を図り、世界のプレーヤーとしての競争力を強めていきます。

日本ヒューレット・パッカード 代表取締役社長執行役員 小出伸一氏

入社、おめでとうございます。皆さんの入社を心から歓迎いたします。

本日入社式を迎えるにあたり、皆さんそれぞれ心に期するものがあると思いますが、ひとつだけ共有しておきたいことがあります。 昨年3月11日の震災から1年を経て、2012年は日本の復興元年といわれています。その2012年に入社した皆さんは、日本の再生、復興に向けての重要なエンジンとなり、復興を支えていかなくてはなりません。皆さんの役割は、単に元の状態の日本に戻すのではなく、新しい日本に創り変えていくことです。皆さんが原動力となって、新しい日本に創り変えていくという責任と自覚を持っていただきたいと思いますし、私もそれを支えていくことを約束します。これを共通の目標として、社会人の第一歩を踏み出してほしいと思います。

さて2012年、日本を取り巻く状況を見てみますと、昨年の欧州の通貨危機から円高は止まらず世界的に不透明な経済環境が続いています。日本国内においても原発問題を抱えたまま、今年の夏も節電、省エネかといわれており、やっとプラスに転じたGDPが再びマイナス成長にも入る懸念もあり、厳しい1年であると予測されています。 一方で、昨年の震災以来、日本の国民の頑張りをみて海外からの日本に対する評価は高まり、世界が日本にエールを送り、支援をしてくれています。将来に向けて、日本の力をもう一度見せつけて、世界の中でリーダーシップをとれる1年になると期待しています。 足下の経済は決して強くはありませんが、悲観的になる必要はなく、復興に向けて我々の前にはビジネスチャンスが広がっています。たとえば節電が続くのであれば、省エネシステム、ソリューションを提案することもできます。あるいは災害に備えお客様のシステムをより堅牢にするためにバックアップセンターを作るなど新しい取り組みもでてきていますので、積極的に、お客様の課題解決に役立つ提案を行い、貢献していくことが重要です。

HPは1939年創業し、70年以上の歴史のある会社ですが、昨年メグ・ホイットマン(Meg Whitman)という新社長が就任し、今もう一度HPの原点に帰ろうということを戦略に掲げています。HPは、世界170カ国で事業展開しており、コンシューマーから大企業まであらゆるお客様に対応して、ハードウェア、ソフトウェア、そしてサービスなど、すべてのITポートフォリオとテクノロジーをもつ世界最大のIT企業です。テクノロジー企業とて、HPの原点に立ち返って世界でリーダーシップをとっていくという戦略を進めようとしています。 その中で日本HPは、来年創業50周年を迎えます。外資系企業で、日本に根付いて50年を迎えるという誇らしい歴史を持つ企業として、皆さんも自信を持って活躍していただきたいと思います。昨年は震災という大きな困難がありましたが、皆さんの先輩たちは力を合わせてお客様をサポートし、必死にビジネスに取り組んだ結果、世界の中でも日本HPは非常に好業績を上げています。先輩社員は、お客様に貢献し、社会に貢献しようと高いモチベーションで働いています。先輩を見習い、チームの一員として戦力になり、貢献していくよう期待をしています。

入社にあたり、皆さんに期待することを3つお話します。

まず、今日から皆さんは社会人になったわけですが、働く意味を考えていただきたいと思います。社会人として働くというときに、一番重要なのは給料をもらう、ということです。では、皆さんの給料は誰が払っているのでしょうか? 上司や会社ではなく、お客様が払っているのです。皆さんが働いて、それがお客様にクオリティが高いと評価をされるとお金を払っていただくのです。皆さんが一番に考えなくてはならないのは、お客様から評価されているか、お客様に貢献しているか、喜んでいただいているかということです。これを常に意識して仕事をしてください。

2番目に、プロフェッショナルになったという意識をもっていただきたいと思います。お客様は、皆さんを通じて、HPを見ます。お客様はHPと付き合う前に皆さんと付き合うという意識を持ち、HPのブランド、暖簾で勝負するのではなく、自身の暖簾、看板を創ってほしいと思います。プロフェッショナルというのはマーケットにでたときに、バリューを持っているかどうかで評価されます。HPで働いていることもバリューですがそれ以上に、一人ひとりが自分の暖簾、ブランドを磨いてほしいと思います。それが皆さん自身のマーケットバリューを高め、ひいてはHPのブランドを高めていくことにもつながります。

3番目に、皆さんは数ある企業の中でHPというグローバル企業に入社しました。皆さんの現住所は日本HPですが、活躍のステージは世界170カ国に広がります。グローバルなステージで活躍するためには、明確な目標設定が必要です。30年後、20年後、10年後にどうなっていたいか、将来にわたる高い目標を設定し、そのために今日何をやるか、逆算で考えてみることも重要です。高い目標、チャレンジしがいのある目標を持って、170カ国の頂点を目指して頑張っていただきたいと思います。

シャープ 社長執行役員 奥田隆司氏

日本のエレクトロニクス業界は、非常事態ともいえる厳しい状況に置かれており、 当社は今、大きく変革すべき時期を迎えている。メーカーの使命であるオンリーワン商品・デバイスの創出活動を、全世界的に再活性化させる。一方、モノづくりの面においては、これまでの自前で展開する垂直統合モデルから、グローバル市場で勝つための新しいモデルへスピード感をもって変革するために、その第一弾として、先日、電子機器受託製造サービスの世界最大手である台湾の鴻海グループと協業することを発表した。

新入社員の皆さんには、「常にグローバル市場を意識し、お客さまの視点を忘れずに持とう」、「現場、現実、現物から得た”知識”を磨き、”知恵”に変え、創造性あふれる”いい仕事”をしよう」、「仲間とのコラボレーションを大切にしよう」の3点を伝えたい。皆さんのみずみずしい感性と溢れるやる気で、自らグローバル競争に打って出て、今後の成長を確かなものとしよう。

新入社員代表の抱負

本年、創業100周年を迎えるシャープは「液晶テレビ」をはじめ、「太陽電池」、「プラズマクラスターイオン技術」や「LED」など、独自の技術を生かした商品で人々の健康と豊かな生活環境の実現に寄与してきた。世界経済が大きく変化していく中、グローバルな事業展開を強化するために、自ら困難に立ち向かい、柔軟な発想と熱意で激しいグローバル競争を勝ち抜いていきたい。

リコー 代表取締役 社長執行役員 近藤史朗氏

昨年3月に発生した東日本大震災から1年が経過しているが、復興はまだ道半ばである。リ コーグループは、一丸となって復興へのお役立ちに努め、今後も活動を継続する。 東日本大震災やタイの洪水などによる影響、お客様価値の急速な変化やグローバルでの競 争激化に加え、欧州金融危機以降今だ不透明な世界の景気、そして円高など、経営を取り 巻く環境は依然厳しい。第17次中期経営計画では、モノ(プロダクツ)にコト(サービス)を加 えた事業を一層強化し、リーダーポジションを盤石にしたい。社員には世界中の人材と競 い合いながら、独創的な発想力やグローバルな視野での課題解決能力を求めたい。正しい と思ったことは最後まで諦めずに挑戦し続け、自らのブランドを確立し、リコーを担うプ ロフェッショナルとなって活躍してくれることを期待する。

NTTデータ 代表取締役社長 山下徹氏

新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。 NTTデータグループを代表して、心より歓迎します。

本日は、皆さんに期待することを2つお話ししたいと思います。 1つ目は、「全員がグローバル人財」になることです。 2012年は皆さんにとって社会人としての新たな船出の年であると同時に、NTTデータグループにとってもグローバルカンパニーとしての記念すべき船出の年です。もうすでにアメリカのグループ会社をNTT DATAに統一しましたが、今後順次世界中のNTTデータグループ会社をNTT DATAブランドに統一していきます。そして、今日からは日本においてもブランドロゴを新しいものに順次変更し、世界中のNTTデータグループが「One NTT DATA」として、名実ともにグローバルカンパニーとしての第一歩を踏み出すスタートの年となります。 この記念すべき年に入社した皆さんには、ぜひ、グローバルな視点を持って仕事に取り組んでもらいたいと思います。 “グローバル”というと、まず海外で働くことをイメージする方も多いと思いますが、それだけではありません。たとえば、国内で実績のある技術やノウハウを世界に展開することはもちろん、逆に海外の技術やノウハウを日本のお客さまに提供することも、”グローバル”です。さらには、もはや国内、海外という区分けを意識する必要はありません。どんな仕事に取り組むときにも、世界を相手に仕事をしているという気概、グローバルな視点を持ち続けてください。いわば、「全員がグローバル人財」なのです。

2つ目は、「一人ひとりがイノベーションリーダー」になることです。 NTTデータグループはご存じのように、国内において国や自治体の行政情報システム、決済ネットワーク等の各種金融情報システム、あるいは地域経済の中核企業の情報システム等、社会のインフラとなるシステムを多数手がけています。これらシステムを通して、私たちは多くの変革のお手伝いをさせていただいてきました。たとえば決済ネットワークCAFISによって、現金中心だった日本を電子決済によるキャッシュレス社会へと変革してきました。 私たちの役割はただシステムをつくることではないのです。システムを通じて、社会の課題を解決し、人々の暮らしをより豊かにすることこそが、私たちの役割なのです。人々の暮らしに大きな変化”イノベーション”を私たちNTTデータグループが起こしていけるよう、新入社員の皆さんの新たな発想、アイデアに期待しています。皆さん一人ひとりがイノベーションを起こしていく”イノベーションリーダー”を目指して日々の業務に取り組んでいってください。少子高齢化や防災など、日本は課題先進国ですので、皆さんの活躍の場所はいくらでもあります。

皆さん一人ひとりが力を発揮して、世界中の仲間とともにNTTデータグループを真のグローバルカンパニーとしてはばたかせていってください。活躍を期待しています。

日本ユニシス 代表取締役社長 黒川茂氏

みなさん、入社おめでとう。日本ユニシスグループは昨年12月に新たな中期経営計画を策定し、4月から全社一丸でその実行に取り組みます。この節目となるタイミングで日本ユニシスグループの一員になられたことを心からお祝いし歓迎します。

企業を取り巻く環境は依然として厳しい状況が続いていますが、当社には多くの素晴らしい技術、素晴らしいお客さまがあり、ビジネスチャンスもたくさんあります。あらためて今までのやり方を見直しお客さまの期待に応えて成長していきたい、その思いで策定した中期経営計画の中で、当社の使命を『お客様と共にICTで「人と環境にやさしい」社会を実現する』こととし、ビジョンとして

1.ICTの最適化を実現できるNo.1パートナーになる
2.ICTを梃子にお客様に付加価値を提供できるパートナーになる
3.ICTを活用し社会基盤の提供に貢献できるパートナーになる

という3つのパートナー像を目標に掲げました。

私たちはコア事業としてICT、すなわちシステム開発やサービスインテグレーション・ネットワークインテグレーションに取り組んできましたが、クラウドコンピューティングなど新しい技術や利用方法の発展に伴ってICTの選択肢は増え、お客さまのビジネス戦略、経営戦略も変わっていきます。常日頃からお客さまの経営課題を理解し、お客さまにとって最もふさわしいICTを選んで組み合わせ「ICTの最適化」を実現するパートナーになることが第1のビジョンです。 またコア事業で培った技術・ノウハウをもとに「お客さまへの付加価値の提供」や「社会基盤の提供」にも取り組みます。例えば国内でも今後本格的に市場拡大が見込まれるバリューカード事業や、電気自動車普及のための充電インフラシステム整備事業への取り組み、自治体向けの危機管理情報共有システムをクラウドサービスで提供するなど、すでにいくつかの取り組みを開始しています。

日本ユニシスグループの社員は、どうしたらこのビジョンが実現できるか、どうしたら当社がお客さまにパートナーと認めていただけるか、一人ひとりが真剣に考え実行しています。皆さんも本日から日本ユニシスグループの一員として、このビジョンの実現に向け共にがんばりましょう。 是非若いときからいろいろなことを経験し、自分自身のために「この分野や技術だったら誰にも負けない」というものを身に付けてください。それが自分自身の大きな自信となり、将来の自分の支えになります。また困ったときは臆することなく周りに相談してください。相談することによって上司や同僚、さらにはお客さまとの間の信頼関係も生まれます。

グループ社員が一体となり、弛まぬ変革を日々繰り返し、時代の変化をグループの成長のチャンスへと変えていきたいと思います。皆で力を合わせ、日本ユニシスグループの新しい時代を共に築いていきましょう。大いに期待しています。

ソフトバンクグループ 代表 孫正義氏

おはようございます。 若い皆さんが四月に入社する。本当に清々しい気持ちになります。私自身も皆さんと同じ年の頃、難しいこと、悲しいことがたくさんありました。 これから皆さんもさまざまな経験をしていくと思います。

特に昨年の3月11日。東日本大震災が発生し、悲しい思いをした人たちがたくさんいます。私にとっても耐えきれないくらいのつらさ、苦しさがありました。 それは我々が提供する携帯電話サービスで、もう少し電波が届いていれば、一人でも犠牲者が少なくて済んだのではないかと、自分への不甲斐なさと申し訳ないという気持ちでいっぱいになったからです。 ライフラインとなった携帯電話サービスの電波を一日でも早くお届けしなくてはいけないという思いで頑張り、我々の基地局の数は倍以上になりましたが、私はまだ納得していません。 おかげさまで3月に「プラチナバンド」と呼ばれる900MHz帯を利用する認可を総務省から得ることができ、電波をより遠くに、そして屋内にも届けることができるようになりました。 これからは当然言い訳ができないし、何としても電波対策をやりきりたいと思います。

ソフトバンクグループには現在携帯電話事業だけではなく、ヤフーをはじめとしたインターネット企業、海外にもアメリカ、中国、インドなどに合わせて約900社のグループ会社がありますが、 私が皆さんと同じ年の頃は何もありませんでした。お金も経験も人脈も、もちろん取引先もお客さまも何もない。 しかし、たった一つだけあったのは、大きな志、誰にも負けない情熱です。 大病や会社の大赤字などさまざまな困難に何度もぶつかってきましたが、それを乗り越えることができたのは、なんとしても情報革命をやる、そして少しでも世界中の人々に幸せになってほしい、そのためにソフトバンクを創業したという思いがあったからです。

皆さんもさまざまな難しい問題にこれからの人生でぶつかることがあると思います。 でも1番大切なのは自分自身の思いです。誠意を持って物事に取り組んで、一生懸命に純粋な気持ちで頑張っていれば、いつか必ず人々に通じます。 しっかりと情熱を持って、熱い気持ちで挑戦し、皆と一緒に力を合わせてやるんだという思いがあれば、物事を成し遂げることができます。 少々の困難は自分を鍛えるプロセスに、そして失敗も良い経験になります。頑張ることがすべて自分にとって素晴らしいものになります。

今のこの季節が私は1番好きです。桜の花が咲き始めると、どんなに寒く厳しい日々が続いても、必ず春は来るのだと感じます。 そして、皆さんがソフトバンクにとっての桜の花、注がれる新しい血です。皆さんが今から10年後、20年後、30年後のソフトバンクグループを引っ張る息吹となれるように、 ぜひ自分を鍛えて、自分自身がそして仲間とソフトバンクグループを引っ張っていく、背負っていく立場になるのだという意気込みで頑張ってほしい。 私自身もさらにパワーアップしたいと思います。頑張りましょう。

ヤフー 執行役員CEO 宮坂学氏

みなさん おはようございます。 私も今日からCEOです。皆さんと同じようにピカピカの気持ちで頑張ろうと思っています。

Yahoo! JAPANの社会における役割とは何か? それは人々の課題に応えることです。これまでも常に情報技術で人々や社会の課題解決を、主にパソコンで行ってきました。その結果大変多くのお客様に使っていただけるようになりました。 これからはスマートフォンです。これからYahoo! JAPANはまだ地図のないスマートフォン大陸への旅を始めます。ぜひみなさんと一緒に出発したいと思います。

私たちの日常生活は小さなことから大きなことまで、まだまだ課題の塊だと思います。Yahoo! JAPANはITで未来の人々を幸せにするエンジンになりたい、未来志向の課題解決を行う課題解決エンジンであり続けたいと思います。

最後に4つ、約束してください。 BE WILD ビーワイルド 迷ったらワイルドな方を選んでください
FOCUS フォーカス 得意なものを1個磨いてください
FUN ファン 仕事は楽しんでやりましょう
FAST ファースト(=BAKUSOKU 爆速 バクソク)速くやりましょう

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