4月
10
2012

HTML5を使ったらモバイルサイトの利用が28%向上した


HTML5を使ったらモバイルサイトの利用が28%向上した

あなたのモバイルサイトが動かないページだけで出来ていたら、そろそろアップグレードを考える時期だ。Usablenetの最新データによると、インタラクティブな要素をほんの少し加えるだけで、サイトでのユーザー捕捉率が大きく伸びる可能性がある。自らを「モバイル及びマルチチャンネルにおける顧客獲得のための技術プラットフォーム」と称しているUsablenetは、同社のプラットフォーム上のブランドがHTML5ベースの機能、例えば対話型ギャラリー、位置情報サービス、オーバーレイおよび拡大(または縮小)可能なボックスなどを使い始めたところ、ページビューが11%上昇し、直帰率は15%減少したと言っている。全体では、これらの機能を使用したサイトの利用は28%増加した。Usablenetの顧客には、Expedia、Tesco、Amtrak、American Airlines、OfficeMax、ShopNBCなどの主要企業のほか、オンライン・ファッション・マーケットプレイスのASOSがいる。

Usablenetのイノベーションおよびプラットフォーム戦略責任者のJason Taylorが今日私に話したところによると、このデータの殆どが同社顧客のうち小売業者のHTML5利用に基づいているという。そういた環境では、例えばショッピングカートにオーバーレイ機能を使用すれば、小売店でのモバイル購入手順が高速化され、ショッピングカートの脱落率減少に効果があると考えられる。

Usablenetでは、スマートフォンの内蔵GPSを利用したユーザーの位置特定(郵便番号を聞く代わり)によって、地元の在庫調べなどが可能になり、脱落率軽減に役立つことも発見した。モバイル画面の小ささを考えると、拡大可能なボックスによって製品情報を多く表示することも、ユーザーが追加情報を見るために別画面を開き、その結果サイトを離れてしまう恐れを減らす効果がある。

もちろんHTML5標準は、まだ流動的だ。このため、ブラウザー間互換がUsablenet顧客の要望リストのトップにあるのも頷ける。面白いことに、TaylorによるとHTML5プラットフォームに切り替えた小売店の多くが、モバイルウェブアプリで携帯カメラをバーコードスキャナーとして使いたがっている。しかし、HTML5の現状を踏まえると、実現はまだ比較的困難である。

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(翻訳:Nob Takahashi)

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